コンテナの質問と回答 を掲載してります。
お客様から寄せられた コンテナの質問と回答 の中からよく頂く質問への回答です。それぞれのケースにより市場環境や法令により対応は異なりますので、コンテナ導入のご参考にご覧ください。詳しくはお問い合わせください。
※本ページの質問と回答は、当社が対応したお客様の事例を元にしております。お客様それぞれに当てはまる内容ではありませんので、参考程度にご覧ください。
コンテナの質問と回答 基本
コンテナ購入費用 本体以外の費用
コンテナ購入費用
コンテナ購入費用 以外に必要な費用は?
コンテナ本体の価格は、新品か中古かにより異なります。
その他、本体以外に必要な主な費用は以下の通りです。
- 当社(鹿児島市)から設置場所までの輸送費
- クレーン車費用(ユニック車で輸送可能な場合は、輸送費に含まれます)
- 設置スタッフ費用
※当社現物引き取りの場合は、ご購入者様で手配して頂くことも可能です。
※輸送のみ、購入者様でクレーンをご用意し設置の場合は輸送費のみ。
コンテナハウスへの質問
コンテナハウスへの質問 をまとめています。
- コンテナハウスってどんな建物?
- 中古コンテナを改造して断熱加工、外壁・内装工事などを行い、店舗や事務所などに使えるようにします。飲食店やテイクアウト店舗、雑貨店、不動産屋、現場事務所など幅広い用途でご利用いただいています。
- 見積もりは無料ですか?
- 見積もり、電話やメールでの打ち合わせは無料です。お気軽にお問い合わせください。
- コンテナハウスの耐用年数は?
- 海上コンテナは、5年ほどで現役を退き中古市場に出回りますが、使用環境により10年現役で使われるコンテナも多いです。
コンテナハウスに改造する際は、錆や穴などコンテナ本体の補修、塗装を行いますので、運用後のメンテナンス次第で10年、20年それ以上の使用が可能です。
- 設置できない場所はありますか?
- まず、コンテナが搬入できる道路に面しているかが大前提です。
硬い地面で平面が理想的ですが、海岸や山間部でも土台の工夫などで対応可能です。沼地など、土台が不安定になる場所は設置が難しいかもしれません。ご相談ください。
- コンテナハウスの対応エリアは?
- 他のコンテナも同様に全国対応しています。
設置時と同じく、コンテナが搬入できることが条件となります。
取り扱いエリア
- 契約後、解約はできますか?
- コンテナハウスは、受注生産で製作しますので途中解約はお断りいたします。
コンテナ内でフォークリフト作業
コンテナ内でフォークリフト作業
コンテナ内でフォークリフト作業
海上コンテナの輸送で、コンテナの貨物収納作業はフォークリフトを活用して作業が行われています。
倉庫用として活用されるコンテナ内でもフォークリフトの作業は可能です。
但し、コンテナの床部と地面との段差は約170mm程あります。スロープを取付け出入りしたり、コンテナ本体を地中に170mm程埋設しリフトの進入を容易にする方法もあります。
コンテナ室内の天井の高さ
コンテナ盗難 の心配
コンテナ盗難 の心配はありますか?
コンテナ盗難
日常見かけるコンテナはカラフルな塗装が施されています。同じ規格のコンテナが一箇所に山積みされていると、盗むつもりがなくても誤って持っていく可能性があります。カラフルな塗装には自社のコンテナを区別し分かりやすくする目的もあります。
倉庫の壁を壊され、商品を盗まれたという事件がニュースになったりしますが、海上コンテナは頑丈なのでバール等で壁を壊すことは容易でありません。
設置場所にもよりますが、チェーンソー等の電動工具でこじ開けようとすれば大きな音がしますので泥棒にとってはリスクが高い行為となります。
絶対はありませんが、コンテナ本体の破壊による短時間での盗難は考えにくいと言えます。
それでも心配なら、コンテナの外に、人感ライトや防犯カメラ等の設置で盗難抑止等を施工することを検討してもよいかもしれまん。
美術品や貴重品の保管用途の場合は、一般的なコンテナ使用と異なりセキュリティ対策は別問題として取り組んでいただくことになります。
リーファーコンテナの電源
コンテナの温度
コンテナの温度 はどのくらい?
コンテナの温度
季節にもよりますが、夏場はコンテナ内部は密封状態で50℃前後、コンテナの外側の鉄板はそれ以上に上昇します。
保管する商品の内容にもよりますが、密閉状態での長期保管には庫内温度を考慮する必要があります。
換気扇や通気口を取付け、密封状態から内部の温度を外に排出させる施工をオススメします。
コンテナハウス仕様の場合、断熱材を組み込んだ内装にエアコンを設置すれば快適です。 一般的な家屋の環境と差はありません。
コンテナの重さ
コンテナの重さ はどのくらい?
コンテナの重さ の目安
20ftコンテナの場合
コンテナ本体の重量は約2tになります。海上輸送では貨物を含めた重量が30tにも及ぶことがあります。
コンテナ輸送船の際は、最大8段重ね(船舶によっては9段)でコンテナを積み込みます。一番下のコンテナには240tもの荷重がかかります。押し潰されそうな重さですが、この荷重に耐え繰り返しの使用に耐える強靭さが海上コンテナが頑丈と言われる理由です。
コンテナ設置搬入場所 の条件
コンテナ設置搬入場所 に条件がありますか?
コンテナ設置搬入場所
コンテナは、大きさにもよりますが、トラックやトレーラーで運びます。そのため、搬入経路の確保が重要になります。 道幅はもちろんカーブで壁や建物に接触しないかなどの確認をしておかないと、せっかくご購入いただいてから搬入できないとなっては損出です。
最悪、分断して現地溶接なども可能ですがコストがかかります。
目安として引越し会社の大型トラックが出入りできれば20ftコンテナまでは搬入できると思います。
40ftコンテナに関しては、特に搬入経路の確保は重要です。事前確認が必須です。
コンテナ設置に関しては、ユニック車やクレーン車が必要です。吊り上げ転回スペースの確保も事前に確認をお願いします。
20ftコンテナなら10トンラフタークレーン。40ftコンテナなら25トンラフタークレーンを使います。
設置費用も含め、現場までの輸送費用は事前にご提示いたします。
コンテナほの代金と合わせてご検討く。
コンテナの耐久性 は何年
コンテナの耐久性 は何年 かという質問をよくいただきます。
コンテナの耐久性 は何年
一般的に、コンテナを日常的に運用している会社では概ね5年〜10年で運用を引退するようです。かなり大きな差がありますが、海上運用と陸上運用など使用環境に左右されます。
コンテナのメンテナンスをこまめに行えば、寿命は伸びます。特に、外装の塗装を定期的に行うことが大事です。
錆などによる穴あきなどを補修や補強をするので、お客様が購入されてからの保守点検等により耐久年数は10年以上の使用が可能です。
定期メンテナンスもサーモシステムにご相談ください。
※現状渡しの場合は、サビ落しや補修を行わないため、耐久年数は状態により異なります。
コンテナの大きさ
コンテナの大きさ を尋ねられますが、詳細な数値をお答えしてもピンとこないお客様がいらっしゃるため、標準的なコンテナのサイズで説明いたします。
コンテナの大きさ
10フィートコンテナの長さは約3m、広さは約2.2坪、畳約4帖強の広さです。
12フィートコンテナの長さは約3.5m、広さは約2.5坪、畳約5帖強の広さです。
20フィートコンテナの長さは約6m、広さは約4.5坪、畳約8帖強の広さです。
40フィートコンテナの長さは約12m、広さは約9坪、畳約16帖強の広さです。
詳しくは、コンテナサイズをご覧ください。
コンテナ基礎工事
コンテナ基礎工事
実際にコンテナを活用し始める前に注意が必要なことの一つがコンテナを設置する場所の土台(基礎)工事です。建築確認申請が必要な場合があります。また、固定資産税の対象になる場合があります。
工法だけですと大まかに以下の工事方法があります。
ちす
独立基礎
4点、6点、8点とコンテナの四隅を基本に本体のサイズに応じて支点を作っていく土台です。平板ブロックは置くだけですが、独立基礎の土台はコンテナと地面をしっかり固定します。コンテナとは土台のコンクリートにつけられたアンカーで固定します。
<定着>
コンクリート平板ブロック
コンテナの要所にコンクリートブロックを敷き据え置く施工方法です。
コンテナ底部も金属です。地面との隙間を作ることで湿気防止にもなります。コンテナの水平バランスの調整も行います。
農作業用での活用には、小動物や蛇などの侵入を防ぐ目的もあります。移設が簡単です。
<非定着>
コンクリートブロック
主に、コンテナハウスやコンテナ倉庫の土台にする施工方法です。
安価な工事ですが、コンテナの重さに貨物の重さが加わると、コンクリートブロックは案外もろくて崩れることも考えられます。おすすめできません。
<非定着>
布基礎
一般的な家屋の基礎に使われるベタ基礎(新築現場で見かける基礎)に比べコストが抑えられる布基礎が、しっかりしたコンテナハウスの土台には多用されています。
コンテナの外周部分を囲み、間仕切りの壁や柱が入る部分を中心に支えるのがこの布基礎です。
地盤がしっかりしている土地や地盤改良済みの土地であれば、布基礎で問題はありません。ベタ基礎より安く施工可能です。
<定着>
建築確認申請費用は別途必要です。
ISO規格タンクコンテナの取り扱い はありますか?
ISO規格タンクコンテナの取り扱い 国際規格
ISO規格タンクコンテナの取り扱い
サーモシステムでは、ISO規格に準拠したタンクコンテナを取り扱っております。
ISO規格タンクコンテナもご覧ください。
コンテナ扉位置
コンテナ扉位置 にご注意
コンテナ扉位置 は、10ftと12ftのドライコンテナでは側面が開放する扉がありますが、基本的に妻面(間口の狭い部分)が扉位置になります。妻面に加え側面にもドアがあるコンテナは主に改造済みのコンテナとなります。
JR貨物用のコンテナは、古いタイプのコンテナは側面に扉がありますのでトラック輸送の際にトラックターミナルなどでプラットホームにトラックを横付け(通常はバックで妻面から作業)して荷下ろしをする必要があります。
最近では、側面・妻面共に扉があるコンテナが主流です。利用する際に、扉の位置に注意が必要です。
トラックターミナル、プラットホーム、ドックシェルターやドックレベラーなどでの運用上も、流通コンテナは妻面の扉が標準規格になっています。
据置きで倉庫などに利用される場合は、扉位置は現場での効率を考え自由です。
扉は改造可能ですので、ご利用方法によりご検討ください。
コンテナの種類 取り扱いコンテナ 標準コンテナ
コンテナの種類 をご案内します。
コンテナの種類 標準コンテナ
サーモシステムの取り扱いコンテナの種類は主に以下のコンテナとなります。
ドライコンテナ
街で見かける一般的なコンテナで、海上輸送用に使われているコンテナ。温度調整機能はないタイプです。
10ft、12ft、20ft、40ftの各規格と背の高い背高コンテナがあります。コンテナサイズ
リーファーコンテナ
生鮮品や冷凍物を扱うコンテナです。冷蔵コンテナ・冷凍コンテナとして使われます。
12ft、20ft、40ftの規格があります。コンテナサイズ
その他、タンクコンテナやハーフコンテナなど幅広い種類のコンテナを取り扱っております。お気軽にお問い合わせください。