コンテナ基礎工事
実際にコンテナを活用し始める前に注意が必要なことの一つがコンテナを設置する場所の土台(基礎)工事です。建築確認申請が必要な場合があります。また、固定資産税の対象になる場合があります。
工法だけですと大まかに以下の工事方法があります。
ちす
独立基礎
4点、6点、8点とコンテナの四隅を基本に本体のサイズに応じて支点を作っていく土台です。平板ブロックは置くだけですが、独立基礎の土台はコンテナと地面をしっかり固定します。コンテナとは土台のコンクリートにつけられたアンカーで固定します。
<定着>
コンクリート平板ブロック
コンテナの要所にコンクリートブロックを敷き据え置く施工方法です。
コンテナ底部も金属です。地面との隙間を作ることで湿気防止にもなります。コンテナの水平バランスの調整も行います。
農作業用での活用には、小動物や蛇などの侵入を防ぐ目的もあります。移設が簡単です。
<非定着>
コンクリートブロック
主に、コンテナハウスやコンテナ倉庫の土台にする施工方法です。
安価な工事ですが、コンテナの重さに貨物の重さが加わると、コンクリートブロックは案外もろくて崩れることも考えられます。おすすめできません。
<非定着>
布基礎
一般的な家屋の基礎に使われるベタ基礎(新築現場で見かける基礎)に比べコストが抑えられる布基礎が、しっかりしたコンテナハウスの土台には多用されています。
コンテナの外周部分を囲み、間仕切りの壁や柱が入る部分を中心に支えるのがこの布基礎です。
地盤がしっかりしている土地や地盤改良済みの土地であれば、布基礎で問題はありません。ベタ基礎より安く施工可能です。
<定着>
建築確認申請費用は別途必要です。